桂文枝さんは芸歴60周年イヤーとして活動をスタート。
桂文枝さんは、上方落語界の名跡「桂文枝」襲名し活動している。その前身は「桂三枝」として活躍していた。桂三枝の時代があったから桂文枝がある。
1月には新春恒例の「新春特撰落語会」を有楽町朝日ホールで開催し、今年は新作へのさらなる追求を抱負として宣言しました。
82歳になっても新作への情熱は全く衰えていません。
昭和の時代から活躍していた彼を振り返ると、不思議な発見がたくさんあります。
今や上方落語界の重鎮ですが、昭和から40年落語を見続けてきた私にとっては、桂三枝時代の彼の存在が大きく影響していました。
6代目桂文枝さんは、昭和の桂三枝さんがラジオからそしテレビ効果で、関西の笑いのスーパースターへ。
関西大学時代に落語に興味を持ち始め、3代目桂米朝の落語を聴いてその楽しさに目覚めた。
当時、関西大学には通称「落語大学」と呼ばれる落語研究会があり、「浪漫亭ちっく」という名前で入部し落語を楽しんでいた。
この名前は「ロマンチック」から取ったもので、この頃から洒落の効いた言葉遊びをしていたという。
ある日、知り合ったばかりの藤井さんと一緒に桂小文枝師匠の元を訪れ弟子入りを志願。最初は断られたが、藤井さんが全責任を負うと申し出て入門が許された。
修行を始めた頃、関西のラジオ番組が深夜放送のオーディションを行っており、桂三枝は挑戦。これが現在につながる大きなきっかけとなった。
番組ディレクターの目に留まり出演が決定し、その際に披露したのが新作落語「マカロニウエスタン」。
番組は「歌え!MBSヤングタウン」で、桂三枝は「ひとりぼっちでいる時のあなたに、ロマンチックな明かりを灯す、便所の電球みたいな桂三枝」というキャッチフレーズで登場し話題となり、これが関西でのブレークのきっかけとなった。
桂三枝さんは、このテレビ番組から日本の笑いのスーパースターへの道その①。
関西のテレビ番組「ヤングおー!おー!」で出演を始めた。
桂三枝と笑福亭仁鶴が司会を務め、バラエティと歌番組が融合した昭和では珍しい構成だった。当時の歌番組といえば「レッツゴーヤング」、お笑いなら長寿番組「笑点」が代表的。
この「ヤングおー!おー!」は関西発祥で、歌あり、漫才あり、コントありの何でもありの番組だった。
桂文珍は「ザ・パンダ」というグループで楽しいゲームを披露し、明石家さんまもここから飛躍。
さらに、今年3月に復刻版が発売される月亭可朝も、ギター漫談で笑いを誘っていた。

漫才ブームが火が付き「島田紳助、松本竜介」「オール阪神巨人」「西川きよし、横山やすし」も出演していた。
若手芸人には、人気者になるチャンスがある番組であった。
関西ならではの、会場に抽選で選ばれた視聴者が参加する番組であり、その臨場感がまるで会場にいるようであり、新鮮であった。
ここをきっかけに、桂三枝は関西では有名芸人になっていった。
桂三枝さんは、このテレビ番組から日本の笑いのスーパースターへの道その②。
桂三枝の笑いと司会のセンスが評価され、関西で若者向け番組「パンチDEデート」が始まった。司会は桂三枝さんと西川きよしさん。
若い男女が出会いのチャンスに挑戦するのをお手伝いする番組で、カーテンで仕切られ顔が見えない状態で希望や趣味を話し合い、その内容に沿って桂三枝が小窓から男性を見て印象を女性に紹介するという視聴者参加型の形式だった。
さらに一般視聴者の応募によっても参加でき、関西から全国へと広がった手法だった。
成功することもあれば失敗もあり、お笑い色の強い番組で、ここから桂三枝の「オヨヨ」などのギャグも生まれた。その後、昭和から平成、令和まで続く番組も登場した。
桂三枝と言えば、「新婚さんいらっしゃい!」の番組を外すわけにはいきません。長寿番組。
1971年に関西のテレビに「新婚さんいらっしゃい!」の番組が開始された。
この番組、一般の視聴者が番組に出演していろいろトークする番組構成になっていた。
その構成は、令和の時代もつなっがっている。
桂三枝さんの、新婚さんのカップルとの掛け合いから、笑いを見つけて、面白おかしく紹介していく。
その中で有名なシーンは、ビックリする話題が飛び出すと、椅子ごとひっくり返るシーンは笑いの頂点です。
1組が約15分位の話しを、2組出演した番組構成となっていた。
この「新婚さんいらしゃい」は、桂三枝さんが、卒業し、藤井隆さんが司会を引きづき今も人気をある番組である。
この番組のもうひとつは、桂三枝の相方が重要なポイントであった。
初代は、江見早苗さん、梓みちよさん、ジェーン・シェパードさんは西川きよしさんの奥さんです。片平なぎさんなどが務めてきました。
2012年迄は「山瀬まみさん」が桂三枝さんと務めていました。
今は、藤井隆さん、井上咲楽さん で日曜に放送されている長寿番組です。
この番組はギネスに認定さていました。
「新婚さんいらっしゃい!」は、同一司会者によるテレビトーク番組の最長放送として認定されました。
出演者、視聴者から反感を買わない、微妙な進行とそのマンネリが長寿番組の秘訣と言われいます。

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