落語家なりたいけど、どうしたらいいのかな。解んない どうしたらなれるのかな。教えて。
落語を聞きによく、寄席にいきます。私も高座で話をしたいけど、どうしたらいのか。
誰でもなれるかもしれない落語家への道のスタート切符
落語家になる「入門」への道とはどんな方法！テスト！
落語家には、基本誰でもなる事は可能ですが、落語家になるには、正式な受験（テスト）はあませんからご安心ください。それよりも厳しい入門の許可が必要なんです。入門の許可とはなんだろう。
まず、自分が好きな落語家を決めます。いろいろな判断基準はありますが、自分が好のみでないと続きせん。落語家とは「真打」であること、いわゆる師匠になる人です。紹介してくれる人がいればいいですが、なかなかありませによね。 それでれば、各寄席の出待ち、楽屋入り口で、直接自分の思いを告げて、弟子入りを懇願、お願いします。落語への情熱、師匠に決めた動機・理由を自分の言葉で熱くお話をする。これが一番です。師匠も人間ですので、熱く語られたらなかなか、ノウとは言いにくいです。 でも、よく親は落語家になる事しっているかばど、家族の了解をいただいているかを聞かれるようです。やはり、弟子にした以上は、その後の人生に師匠は責任がありますから、師匠としても責任重大です。
なかなか弟子を取らない師匠もいますから、粘り強くお願するしかありません。学歴、年齢は関係ないことになています。学歴があっても入門できません。
師匠の了解と許可があって、初めて落語の世界に足を踏み入れる事がかないます。ここが最初の大きな難関、関所です。」
落語家に「入門」となったらすぐ落語家になれる！修行始まり！
入門のお許しをいただいたら「前座見習い」となります。ここから「真打」迄の長い修行開始です。前座見習いとして、師匠のお宅に住み込むのが昔は当たり前でしたが、最近はアパートなどから通いが増えているようです。時代ですねとしか言えませんが。
前座見習いの仕事としては、師匠或いは兄弟子について、各仕事先へのかばん持ちとして落語関連の方々に、顔を覚えていただくことも仕事ひとつです。師匠のお宅の雑用関連全てです。トイレ掃除、玄関掃除などからゴミ出しなどの日常の作業と師匠、お客様へのお茶だしなどがあります。まだ、落語各協会に登録されていないので、寄席の楽屋入りはできません。見習いの時は、前座になるための修行開始となります。早く見習いを卒業したいですよえｎ。
何の修行をするかと言うと、着物の着方、たたみ方、落語に付き物である、出囃子に使用する鳴り物の稽古など、師匠の身の回りから、お宅の雑用しながら、覚えていけなかればばならないので、忙しいし、覚えることがたっぷりあります。 そして一番楽しみな「落語」を師匠から稽古をつけていただきます。 そして、ある程度できるようになったと師匠が許可したら、はれて、寄席などの楽屋への出入りが許されます。そして見習いの卒業と前座修行が始まります。
落語家見習いとあって必要な道具はなんだろう！
第一に必要な道具は、もちろん着物です。真打でもないので、着流しの着物です。師匠は紋の入った着物を着ます。その着物を毎日使用しますから、きれいにたためる事は大事な仕事です。よれよれの着物姿は寄席で見たことないでしょうか。たたみ方方法は大事修行です。
第二には、扇子となります。はじめは師匠からお借りしたり、いただいたりします。では、扇子は何に使うかと言うといろいろあらゆる道具などを模倣して使用します。代表的なのは、たばこを吸う仕草の「きせる」、そして「そば」などを食べる時の箸にになったり、割りばしになったり、あるいは、刀になること、鉄砲になることもあり、落語家が自由な発想でお客様に想像させる道具です。なかなかそうなるには修行が必要です
第三には、手拭いです。手拭いは、師匠の名前が入っているものをお借りしたり、いただいたりします。何に使うかと言うと、書物を読むときの本、伝票などとして、ページをめくる仕草をしながら使用します。煙草入れとして、扇子と一緒に使用したり、財布としてお金を支払うときに使用します。手拭いは、形状の自由度があり、大きく見せることもできるので、食べ物とすて焼き芋にしたり、頭にのせ狐に化けることにも使用します。
そして一番大事なのは、この小道具を使用しての仕草と発声が大事ですし、落語家で前座見習いと真打の差が大きく違ってきます。いわゆる芸の差ですね。特に「声」は落語会唯一、その人にしかない道具であり、芸術です。その魅力を磨くのもひとつです。その方の声を聴くだけtで誰かわかりますから、すごい魅力です。
自分の生活と見習い生活は何が違う！
普通の会社では、指導する部署として人事部があり、各作業、仕事のマニュアルがあり、その進捗具合で次にステップとなってきます。その後に各部署で仕事してスキルアップしていき、役職が上がっていくようになっています。
落語の世界は、指導は基本師匠からです。よく言えば、見て・聞いて・覚える 自分の努力が全てとなります。自分に甘えれば日々は過ごせるが、芸の上達できないと非常に自分に厳しい世界です。それを一生していくことのすばらしさは、頭が下がります。だから名人と言われる師匠のお噺は、実に面白く、心に残ります。
前座の方々を、皆さん応援しましょう。
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