落語の笑い噺とおひな様が不思議な関係
ひな祭りと落語お笑いに何か関係がないか、今回は面白ろおかしく調べてきましたので、ご紹介します。 春よ来いですよね。春と共に笑いましょう。
梅の花が咲いたと春の足音が聞こえる時期になりました。春の訪れと共に、街が少し華やかになるイベントが近づいています。 そうです女の子のお祝い行事である「ひなまつり」です。
女の子の成長と幸せを家族お父さんお母さんお爺さんお婆さん みんなでお祝いが「ひなまつり」!
昭和の時代は、まだまだ3世代が同居する世帯が多かったですが、平成から令和と時代が変わり、世帯の大きさも大きく変化してきました。
昭和の時代は、おひなさまと言えば、7段飾り、5段飾りが主流でしたが、住宅事情、世帯が親子のみの世帯が多くなり、ひな壇、親王飾りとしてお内裏さまとお雛さまの2人のみ、あるいはガラスケースに入った3段飾りが主流になっています。さらに、子供の数か少なく、女の子の数も少なくなっている今は、父方母方のどちらが買うかで揉める時代です。
かわいい孫、娘ですからお祝いしたい気持ちは同じしょうが、なかなか別な意味で難しい時代となっています。それでは、お雛なさまとお笑いのこれから紹介します。
おひな様が落語にでてくる数少ないお噺を紹介!ひとつめは「雛鍔(ひなつば)」!
ある大店のぼんぼん若様が、穴あき銭ををひろうが、それが銭と知らない若様は、店の手代に何かと聞いたところから、噺が始まる。手代から、若様は何と思われますと逆に聞かれ、考えて「おひな様の刀の鍔かな」と答えた。そしたら手代は、「御意」と答えた。それを見ていた植木職人はすっかり感心して、家に帰り、かみさんに話して、うちのガキは銭銭しか言わないが、大店の若様は違うなと感心していた。この話を聞いた悪ガキは、大店の番頭が仕事の依頼でうちにきた、これ幸いと、穴あきの銭を「おひな様の刀の鍔」を拾ったウソを言う、それを聞いた番頭は、銭もしらないのかと哀れに、ご褒美に手習い道具一式をあげようと言う。そこで困った悪ガキは、「やだーい、これで焼き芋を買って食べる」と答える ここでバレて爆笑となるお噺です。まだまだおひな様は、武士、上流階級でのお祭りでした。
今思えば、バレンタインも昭和の時代に始まりました。おひな様同様、まだ一般的でなかった時代は、チョコレートは美味しいおやつでした。女性からの好意の印と知るのは中学生以上になってからです。今はチョコレートも高級になり、それ以外で好意を表す時代です。江戸時代も同じように、おひな様は特別な日でした。親の愛情の印です。時代が変わっても子供はかわいいですし、心配です。特に女性一人で生きていけるのかなど。いつも親は心配しています。昔から親の気持ち、子は知らずですね。
おひな様が落語にでてくる数少ないお噺を紹介!ふたつ目は「道具屋」!
ぶらぶらしている若者を心配する身内のお噺です。身内・家族は、手がかかる者は心配でしかたがないのです。そのお噺です。
ぶらぶらしている若者 与太郎が心配でしょうがない伯父さんさんが、自分の内職である「道具屋」をさせることとし、指導して、一人で露天商「道具屋」を始める。与太郎も慣れてきて、お客さんと会話するようになっていく。そんな時にあるお客が「なかなか良さそうな短刀がおいてある」と話して、「その短刀を見せてくれ」と言われ、渡したが、さび付いているのか、なかなか抜けない。反対側からも引っ張るが、抜けない。そしたら与太郎が抜けないはずです。これは木刀です。ここで爆笑 さらに、「抜けるものはないか」と言われ、「おひな様の首は抜けます。」と言い、お客は、それは抜かない方が言いとお話しをし、では 鉄砲を見せりと方向が変わるお噺です。
心配性の伯父さん、ぶらぶらしている若者、ちょっと真面目なお客さん と落語によく出てくる演者です。これが若侍であったり、大店の若者などになったりといろいろバージョンができるお噺です。
この話は、道具屋から、現社会では「フリーマーケット」として、毎週日曜日にいろんな場所で開催さています。また、有名なイベントとしては古書店祭りが、神田では一大行事となっています。 今でも、その中からとんでもない、記録的価値、歴史的価値のあるものが、出てきて新聞報道でビックリします。鑑定したら、値段がつけられない物もあるようです。
昔も今も、古い物は日本人好きですから。また歴史のある日本である自慢です。
落語のように、実社会でも、おせっかい好きな人はいますよね。ご近所さんでも、ゴミの出し方をいろいろ教えてくれたり、町内会の噂話をを広める人います。本人は親切心なでしょうが、ありがた迷惑もあります。 よく「人のふり見て、我がふり見直せ」と言いますからきおつけましょう。
でも、おひな様は、春の楽しいイベントですので、日本文化として残すべき習慣です。
おひな様の有名ななぞかけで終わり!
おひな様と かけて、 白酒のんでほんの赤くなると とく そのこころは、どちらも 桃の花、桃色がお似合いでしょう。
おそまつでした。
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