落語を知らないけど、花見は大好きな方へ、花見で友人・知人に江戸時代を自慢した方、ネタがないか、調べようと思っています。
落語と花見で話題を独り占めした方へ、一躍スターになれる話題を提供します。知ったかぶりできるかもです。
春と言えば、日本人が大好きな「花見」のシーズンです。今年はコロナ開け、本格的な花見ができそうです。皆さんも楽しみですよね。 落語お笑いにも、春、花見と関連したお噺があるのか調べてみましたので、ご紹介します。さて おもしろい噺はあるかな。
落語で花見と言えば「長屋の花見」が有名!ちょっとのぞき見!
ある春の晴れた日、貧乏長屋の住人に大家からお呼び出しがかっかた。誰もが、これは家賃の払いが悪いので、きっと催促だずとみんな思い、恐る、恐る 大家さんのところに出向いた。みんな家賃滞納で、追い出されるかと戦々恐々です。 そしたら大家からなんと、「うちの長屋は世間から貧乏長屋貧乏長屋と呼ばれている気分が悪い、そこで今日は天気もいいから、みんなで花見に行って陽気にさわぎ、貧乏神を追い出そう。酒も肴も用意してあるから安心してくれ」と話し、始めた。みんなわそれを聞いたら大騒ぎ、もしや そう話して実は容器だけで、肴は何も入ってないんじゃないかと言いは始めた。大家はすかさず、重箱を開け、かまぼこ・卵焼きに更にお酒一升瓶も見せた。それならばと、みんなで上野へと繰り出した。
さあ、みんな元気に上野に当到着、重箱を開けた、よくよく見ると、かまぼこと思ったは、大根のスライス、卵焼きは、沢庵のスライスであった。大家からは、花見だ、食べてと言われ、住人も、覚悟を決め、美味しそうにパクパクと、さらに、お酒だと思ったら、なんと番茶を薄めた「お茶」であった。住人ももうここまできたら、花見だと、大騒ぎ、ある住人の熊さんは、この酒は、酔うのも早いが、醒めるのも早いと言えば、大家さんは、灘の酒だと言えば、熊さんは、灘でなく、宇治かと思ったと切り替えした、そしたら、湯飲みをじっと見て、大家さん 近々 長屋にいい事がありますよ。大家が どうしてと伺えば、熊さんは「酒柱が立っている」と話し、大爆笑となる落語です。
お金のない時を思わず思い出してしまい、笑える切ないお噺しです。若い時はお金がないが、お酒は飲みたいという、ワガママでした。安いお酒を友人と購入し、友人宅で100円ショップのお菓子、カップ麺を購入し、お酒を飲んだことを思い出しました。みなさんも、お金がない時は、どうしましたか。その時と時代が違いますが、江戸の庶民と今の庶民も同じ悩みがあると解りますね。
落語は時代を超える芸術話芸です。楽しみましょう。
落語噺「花見の仇討ち」ちょっとしたはずみ!
長屋の4人組が織りなす落語の世界です。ある時花見シーズンに、4人組は花見客を驚かそうと考え、仇討ち狂言を思いついた。その段取りは、飛鳥山の桜の下で、仇役の金さんが煙草を吸っているところに、仇討ち兄弟役の、よしさん・吉さんがやってきて、仇討ちの立ち回り始め、見物客が人垣ができたとこで、六さんが現れ、止めに割って入り、酒、肴、三味線、太鼓で総踊りしていくという、ちょっと凝った趣向を考え、準備に稽古までした。
さて、本番当日 六さんは叔母さんに三味線を借りにいくが、あいにく留守であった、伯父さんに説明し借りようとしたが、耳が遠い伯父さんが解らない、お酒に見た伯父さんは二人で酒を飲み始めた、伯父さんがめっぽう強く、六さんは寝込んでしまった。
そんなことを知らない仇討ち役の二人は飛鳥山に向かい、二人の侍に出会う。侍が聞くので仇を探している話してしまう。これが後で困ったことになる。
そのころ、仇役の金さんは、飛鳥山で待っていると、二人が到着し、いざ立ち回りが始まる。なんとそこに先ほどの侍が助太刀する刀を抜いてきたから大変なことになった。 これに対し仇役2人に、金さんが断れと言うが今更断れないと話し、あきらめて斬られしまえと言う。さー困った。困った時は逃げるが勝ちとさっさと金さんは逃げた。仇役も困り、こちらも逃げていった。これで困った侍は、「逃げるには及ばん。勝負が五分だ、五分だ」と言いはなつ。さてそのころ六郎は、お酒が夢ごこちです。各自の思いと違った結末になったお笑い落語噺です。
実社会でも、計画、準備したいたが、第三者の登場で違った方向へと変わる事が多々ある。それは時にして、商売でもある。商談していた内容と違う話になり、ビックプロジェクトチームに仲間入りしてしまう事がある。人生何が起きりるか解らない。だから楽しい まるで落語の噺のようと時々思ってしまう。
落語春「花見」は九州・沖縄から北海道まで楽しめる日本の歳時記!
落語の世界でのお噺しをしましたが、実社会でも花見イコール「春」が来たと日本人に埋め込まれている感情です。子供から大人・高齢者までこんなに楽しいイベントはなかなかありません。その分失敗談も数限りなくあります。自分の場合、花見に友人と行ったら、いつのまにか、違うグループに入り、宴会を仕切って、二次会までやってしまった。帰り際にだれひとり知らない人ばかりで、一気に酔いが醒めた思い出がります。
みなさんは、どんな笑い噺しがありますか。お聞かせください。
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