今回は、あの東大を卒業したのに、落語家の道に進んだちょっと変わり者をご紹介します。 東大と言えば、日本では学問の頂上トップオブトップであり、官庁に努める官僚になるか、一部上場企業へ就職して将来の道があるのに、人様を笑わせる社会に入ってきたのか。その人物 春風亭昇吉をご紹介します。また 東大卒業生をで弟子にした変りもに師匠を紹介します。
春風亭昇吉の大学は東大なのにどうして落語家へ不思議!
2007年にあの東大を卒業し、落語の世界に入ってきた逸材、変わり者は、春風亭昇吉です。出身は岡山県で、東京に行きたいとの思いから、なんと東大に入れば東京に行けると思いその思いで勉強し、なんと東京大学に合格してしまう経歴を持っている変わり者です。高校時代から落語が好きで東大の落語研究会に入り、より落語が好きになりはまっていった。特に高齢者施設、少年院、盲学校などの公演で経験を踏んでいった。
特にボランティア活動が評価さて、東京大学総長賞」まで受賞した。落語を通じての社会貢献する考えは、20代から経験しているすごさがある。
東大時代は、井の線亭ビリ馬という名を名乗り、全日本学生落語選手権で優勝までしまうほどに、落語にはまってしまていた。
いよいよ卒業年度に入り、就職を考え始め金融関係企業への道も検討していたようだが、落語で優勝したこと、落語は大好きな事、落語の楽しさを伝えたいとの気持ち強すぎて落語の世界に飛び込んだ。
その飛び込んだ先の師匠があの 春風亭昇太師匠である。昇太師匠に弟子入りを申し込みにいったところ、師匠からどこの大学と聞かれ、東大ですと返事をした。その時師匠は、ついに頭の本当におかしなやつが入門したいと来たと、本当に思ったらしい。落語の世界に東大卒業の人が来るとは思っていなかった。
自分は二流と言われた大学なので、就職は上場企業に就職をしたい気持ちでいっぱいで就職活動していた。就職の時に自分が好きなことをやりたいので、その道に行くとは勇気はなかった。もしその時に勇気があれば、日本酒を作る世界に行きたかった。日本酒が大好きで、日本酒作りの蔵めぐりをしたくらいですから。日本酒は生き物なので、日々変化する、造りて思いが日本酒になっていく。実にユニークな世界です。ちょっと脱線しました。
春風亭昇吉の大学は東大卒!を弟子として育成した変わり者師匠はだれ!
昇吉を弟子として育てたのは、春風亭昇太師匠である。昇太師匠は、落語芸術協会会長であり、みんな知っている「笑点」の現役司会者です。なぜ東大卒の昇吉を弟子にしたのか。それがまた、実に面白い。昇吉が、師匠 昇太さんに、弟子入りをお願いに行った時、昇太師匠は、どこから来たのと質問したら、赤門がある東大から来ましたと答えたら、昇太師匠は、ついに頭が変なやつが弟子入りにきたもんだと嘆いていたら、よく聞くと東京大学卒業と言われ、また、違う意味でビックリ仰天したと言われています。昇太師匠は、こんな珍しい事があるんだと、すぐに弟子入りを許可したしから、また、面白い事
昇太師匠は、下積み時代は時間があるから、何か資格を取りな。簡単に「気象予報士」を取ってきたらと話したら、本当に取ってきました。気象予報士は、合格率4%と言われる、超難関資格と聞いたので、昇太師匠の方がビックリ仰天でした。 やはり東大卒は違うよね。」
普通、東大卒と言われたら、聞いた方が引けてしまう事が多いです。実社会でも、自分が勤めてる会社でも東大卒の人がいますが、見た目は普通ですが、課題を与えると、論理的に分析し、予測し、だからこのようにしたらどうかと提案してきます。やはり、考える思考力は高いものがあることが、よくわかった経験がある。
春風亭昇吉の大学は東大卒!噺はどんな!
代表作として古典落語の「たがや」のお噺を得意としています。 このお噺は、江戸下町の文化を色濃く映したお噺です。 夏になると隅田川の川開きと花火大会が行われることは江戸町民の楽しみであった。この両国の橋でのお噺です。たがやとは、桶などがバラバラにならないように固定する道後のことで、これを止めることを専門にしているのが「たがや」という商売です。
この商売人(たがや)が、花火の日に橋を渡っていたところ、反対側から旗本が、馬に乗り渡ってきた。たがやの道具が、人に押されてたがが外れて武士の頭の上の陣傘を飛ばしたもんだから、それは大変なことになり、たがやは、一生懸命にお詫びし、謝っているのにお許しがでず、成敗すると刀を出してきたが、せまい橋の上では刀は使いづらく、逆にたがやにやられてしまう事になる。旗本が槍を持ちだし、ついてきたが、たがやは、ひょっと飛んで避けて、旗本の首を撥ねたしまった。 この時のかげ声が「たがや」と言うオチになる。
この「たが」が外れるとの言葉の言われはこれであると、本当かウソかは解らないが、今に伝わっている。 窮鼠猫を嚙むと同じような事である。 どんな時も、謙虚さは大事だと痛感する。
東大卒 春風亭昇吉の今後の目標・応援!
真打になった「昇吉」さんは、学生時代から取り組んでいた、目の不自由な子供たちにもっと落語を楽しんでいただきたいとの思いが、ますます強くなり、今 点字で落語を楽しめる本の作成とさらに、3Dプリンターを使用し、江戸の街並み、長屋、などを立体的に作り子供たちに落語の情景をもっと立体的に知ってもらいたいと考え活動をして、援助をお願いしている。
目の不自由な方に、自分の職業である「落語」をもっと知ってもらいたいとの気持ちを行動で示すその行動力に私も応援したい。今後は春風亭昇吉を応援します。みんなも応援してください。小さな力も集まれば大きな仕事ができきます。キット信じて。
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