朝ドラ 「あんぱん」はみんなが知っている「アンパンマン」 やなせたかしさん を題材にした物語です。
やなせたかしさんに、戦争中、家族、その後から今へとつながった半生を描いています。
今 後半になり「アンパンマン」が描かれていきます。
やなせさんが、大きな転換期となっています。
「手のひらを太陽に」という、歌が全国のみなさんに知られて、歌われて、その話題で仕事も大きく変わってきています。
落語ファンには、ビックニュースです。
アンパンマン作家 やなせたかしさん となんと落語が関わっているんです。知ってまたか。
人との円とは、不思議ですね。
これが人生でうから、生きている事に感謝ですね。何が起きるかワカラナイ。
アンパンマンと落語が関わる事と何かな。
アンパンマンと落語は共通しいるんだ。そのお話をしましょう。
「アンパンマン」作家と落語家の奇妙にめぐり合わせが、楽しいです。
やなせさんが、「まんが学校」に参加する事になった。
「まんが学校」の司会は、まだ 若手 落語家であった立川談志さんです。
その後の「立川流」を立ち上げ、既存の落語界とは違う路線に向かっていきます。
番組は、やなせさんが、マンガの描き方などを子ども向けに説明しています。
この時 やなささんは、立川談志さんの印象を、落語界の異端児で生意気とウワサの落語家と知りました。
「これば落語星から来た、エイリアンみたいな人」と印象を語っています。
談志自ら「今から名人の芸を聞かせてやるか」と言って、落語を聴いたら、その小気味よさに感心した。
生意気が、服を着て、話しているのだから、煙たくなる人も多くいた。
その時 落語家は生意気も芸のうちと理解した、貴重な体験であったと回想している。
当時 他の落語家さんからは、毒を吐くので、いろいろ大変でしょう。心配された。
やなせさんは、ひとの話を気にしない性格であったので、談志さんとはうまく、いったのかも知れないかも。
やなせさんは、談志さんが、大変な勉強家で努力を惜しまず努力していた。とにかく、読書量が豊富で、落語以外にも興味をいだくと、勉強していた。
「まんが学校」から、アンパンマンへち繋がっていった。不思議。
「まんが学校」で子どもに知名度があがり、雑誌社から「子ども向けの仕事」が多くなってきた。
これがキッカケとなり、「アンパンマン」が今に繋がっていく名作になった。
スーパーマン、ウルトラマン、仮面ライダーなどは、悪役がいて、戦い勝ストーリーになる。
アンパンマンは、弱い、困っている人を助ける方法として、自分の顔から「あんぱん」をちぎってわけあたえる。
こんな、ヒーローマンガはなかった。
大人は、こんなのは、面白いハズがないと言っていたが、子ども心には、響いて、今に続く、マンガとなっている。
ドラえもんも同じような所があるのであろう。
強い事が、全てヨイわけではナイ。子どもはスゴイ、感心させられる。
「えほん寄席 ろくろっ首」噺がある。 えほんの世界は、アンパンマンに通じる。落語噺だから、面白いかも。
えほんとしているから、面白い。
長屋の若者与太郎が、結婚したいと話しをしていたので、伯父さんが、お見合いの女性を紹介した。
伯父さん曰く、ひとつ難があり、ひとつ位は大したことないと、結婚した。
それが、この嫁は、首が長く「ろくろっく首」であった。
昼間はいいのだが、夜になると、首が長くなる。
夜に与太郎は、その姿に驚き、伯父さんに、怖いと泣き、飛び込んできた。
伯父さんは、何を言っている。
与太郎のお母さんは、いい知らせ 子どもが出来た、孫ができたとの、知らせを首を長くして待ってるんだと話。
与太郎は、大変だ、お母さんの家にも、怖くて帰れねえ。
落語のオチとなっていく。
えもんでの落語で、子どもが理解できる。
落語の新たな、チャンスと希望です。
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