落語の世界とサラリーマン世界とは何が違うのか調べたら、かなり違うよ

落語の世界に入る方法と、いわゆる会社員サラリーマンの世界に入る方法と、手順・時期・年齢・学歴での区別はあるのかな。ちょっと会社員サラリーマンの視線で落語の世界を覗いてみたくなりました。

みんさんも、覗きたくなりましたか。ちょっと想像しながら何が違うか楽しみましょう。

落語の世界への入門と会社員への入社は何が違うのかな!

一般的に会社に入る(入社)するには、まずは履歴書を作成し、会社において、入社手テストを受験し、それ相応の得点が必要になり、その後の人事関連部署の面接があります。

では、落語の世界に入るのは、テストはあるのでしょうか。各師匠の情報から想像するとテストはないようです。まずは、この師匠に師事を仰ぎたいと思った師匠に、直接訪問し、その熱意を述べ、入門させていただくことのみです。そこで師匠が、ダメとなればその師匠の元では、落語家にはなれません。厳しいですよね。

会社に入社には、筆記テストで合格、人事部門の面接で合格が必須条件です。そしてようやく、会社員になれる。

好きな事である落語家になるために、師匠のお願いして落語家に入門するのと、会社員になるとは、かなり手順が違います。

また、通常会社への入社は、学校(高校・大学)を卒業した新卒での入社がほとんどですから、だいたい4月に入社式があり入社します。 落語の世界には、入門時期は画一でありません。使用が入門のお許しが出た時が入門です。よって、時期も決まっていません。その自由さはサラリーマンとは大違いです。そこが日本伝統文化です。

落語の世界での教育(修行)と会社員での教育は何が違うのか!

通常会社に入社したら、人事部主導で教育が開始されます。いわゆる階層別教育プログラムがり、それに沿って教育がされていきます。会社の内容、仕事内容、会社のルール規則であすね。この時に学生気分をなくすことが会社側の気持ちです。今まで学生であるためにゆるくなっていた生き方を会社員・社会人としての最低限のマナーを身につかされます。

落語家は、入門と同時に師匠の家に住み込みなどでお世話になります。そこで師匠の身の回りの世話を師匠から、あるいは兄弟子に教わるのです。これは師匠事に違うのでマニアルはなく、師匠がマニアルであり、ルールブックとなります。そこで、落語家とすての一歩を歩きだします。師匠のかばん持ちして、いろいろな方にお顔と名前を憶えていただく。忘れていました、落語家に入門すると、名前をいただきます。〇〇助とかいろいろあります。これはさすがにサラリーマン世界にはありませんね。

教育は師匠ですから、ワンツーマンです。これはありがたいです。いろいろ直接教えていただけます。サラリーマンにはありません。その分濃い指導教育になります。まだ入門したばかりは、見習いの見習いですから、覚えることがいっぱいです。

落語の世界での出世(昇進)と会社員での出世(昇進昇格)は誰が決めるのか!

落語の世界での出世は、見習いから前座になること。前座になることで、一様、落語家として周囲から認めらることになるし、寄席にも出演、その他行事にも参加できるようになる。では、前座になるには、テストがあるのかな。テストはないが、毎日師匠の厳しいチェックの眼が光っています。落語の噺以外に、着物と着付け、たたみ方、鳴り物の練習は、寄席に出入りするのには必須条件です。当然 落語を話すことも習得しなければなりません。師匠がこの位できたら、寄席に行って、寄席関係者にご迷惑をかけないと思われたら、初めて前座に昇進昇格です。点数ではなりません。

会社員であるサラリーマンは出世するのは、日々の業績を上げること、簡単に言うと、売り上げを上げる、利益貢献をする事です。そしてようやく、昇進テストを受ける、受験資格が与えあられます。そこで筆記試験(社会常識、業界常識、営業数値分析など)があり、それに合格し、その後に、人事部からの面接試験があり、そこで合格して、初めて昇進昇格となります。

落語の世界とは、かなり違いますが、どちらにしても自助努力、日々の継続活動を続けているものが出世していきます。これは世界・業界が違っても同じようです。

落語の世界には、年齢でのハンデは無いのがすごいとこで、10台からでも、30台からでも落語家に挑戦して、真打になることは可能な職業です。

面白い、厳しい世界です。

落語家と会社員であるサラリーマンが根本的に違うのどこかな。

落語家の中で、真打にある師匠は、個人事業主なります。会社では社長でありオーナーです。でも、業界・各落語の協会(落語協会、落語芸術協会)や、師匠、弟子との関係は一生離れられない関係です。濃い関係です。

会社員は、言葉に通りサラリーマンですので、会社には社長がいて、その下に各階層(役員、部長、課長、その他)となっています。いわゆる忖度のある社会です。これが疲れて仕事帰りに、飲みあるくサラリーマンが多く、ストレス発散しています。また、サラリーマンには定年がありますから、退職があります。でも 落語家は個人事業主であしから、辞めたくなった時が終了ですので、年齢での制限がありません。よく言えば、一生働けます。引退しなけばです。 サラリーマンは強制的に引退と言う退職があります。それも年齢で決まっています。元気では終了です、

落語家さん、一生がんばって、前座から二つ目、真打とみんな一人前になるのを楽しみにしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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