2025年も残りわずかとなりました。
そろそろ今年の重大ニュースが話題になる季節です。
中でも最大のニュースは、やはり高市総理大臣の誕生でしょう日本政治史上初めて女性の総理大臣が誕生し、しかも英語を話せる総理です。
さらに財務大臣には片山大臣が就任し、こちらも女性初という快挙で、日本が大きく変わった年となりました。
スポーツ界では、日本人メジャー選手が大活躍し、ワールドシリーズ2連覇という偉業を達成しました。
大好きな落語界でも大きなニュースがありました。これが私の重大ニュースです。みなさんはどうでしょうか。
2025年落語界 私が選ぶ重大ニュース 「円楽復活襲名公演」
私が選ぶ重大ニュースの一つは、7代目三遊亭円楽の誕生と襲名披露公演です。
ついに円楽が復活し、「帰ってきた円楽」として話題になりました。
昭和の5代目圓楽、平成の6代目円楽、そして令和に7代目円楽が登場。
7代目円楽は、いわゆる二世落語家で、お父さんは長寿番組出演中の三遊亭好楽さんです。
さらに驚くべきことに、彼は5代目圓楽の最後の弟子でもあります。
その最後の弟子が7代目を襲名するという歴史的な出来事です。
今年は春から全国各地で「三遊亭円楽 7代目」襲名披露公演が行われており、その様子は江戸時代から続く伝統芸能「歌舞伎」の襲名披露と重なります。
歌舞伎では市川團十郎の襲名披露が行われています。観客層は異なりますが、江戸から受け継がれる伝統芸能はやはり素晴らしいものです。
2025年落語界 私が選ぶ重大ニュース「5落語団体合同寄席」
落語の世界は広いようでいて意外と狭く、落語家にはいくつかの団体があります。
①落語協会、②落語芸術協会、③立川流、④円楽一門会、⑤上方落語協会で、上方はある程度まとまっています。
寄席に出演するにも協会が違うと出られないことがあり、昔のプロレスで「全日本プロレス」と「新日本プロレス」が別れていたようなものです。
そんな中、今年は全団体が集まり興行を実施するという奇跡が起きました。
きっかけは、昨年99歳で亡くなった桂米丸さんの追悼公演を弟子の桂米助さんが企画したこと。
米助さんは「となりの晩ごはん」で有名で、各協会の落語家に声をかけ出演してもらったそうです。
各団体の許可は取っていなかったとのことですが、寄席は団体に関係ないため可能だったのでしょう。
今年3月1日から10日まで新宿「末廣亭」で毎日各協会の落語家が出演し、大盛況となりました。天国の米丸師匠もきっと喜んでいることでしょう。
2025年落語界 私が選ぶ重大ニュース柳家さん喬さん文化功労章受賞
文化功労章に「柳家さん喬さん」が選ばれました。
落語家としては、人間国宝だった桂米朝さん以来の快挙です。
柳家さん喬さんは、柳家喬太郎さんをはじめ多くの弟子を育てたことでも知られています。
師匠である柳家小さんの「芸を磨くより、人を磨け」という言葉を常に心に留め、今も大事に修行を続けているそうです。
ずるいことをせず、真っ直ぐ真面目に芸に向き合えば、良い芸ができる。
ずるいことは後に大きなしっぺ返しがある。この考えは京セラ創業者の稲盛さんの「利他の心」にも通じます。
これからも人間性を磨く努力を重ね、その思いは弟子たちにも受け継がれていくことでしょう。
2025年落語界 私が選ぶ重大ニュース イケメン&キレイカワイイ落語家
落語家の世界にオシ活で有名な「イケメン&キレイカワイイ」落語家が今年はさらに注目を浴びました。
イケメン代表は、「瀧川鯉斗さん」本当にジャニーズのような容姿です。
今年の話題映画「国宝」の吉沢亮さん、横浜流星と一緒に映画に出演してもおかしくないイケメン落語家です。
真打になり、より活動範囲が広くなってきています。
キレイカワイイ 女性落語家は「蝶花楼桃花さん」「林家つる子」さんの活躍はめざましいです。女性落語家の活躍がめざましい1年でした。
古典落語を、「女性目線」いわゆる女将さん目線で落語を披露しています。
また、「蝶花楼桃花さん」は身長150cmと小柄ですが、高座では、小柄と思えない大胆な振りで楽しませてくれます。
徹子の部屋に出演した「桂二葉さん」です。あに徹子の部屋に出演し、髪型でユニークでした。
徹子さんは、有名な「玉ねぎヘア」、桂二葉さんは「マッシュルームカット」いわゆる「おかっぱ頭」です。
ユニークな髪型が有名になりました。
2025年落語界 私が選ぶ重大ニュース NHK新人落語大賞「春風亭一花」受賞
2025年NHK新人落語大賞に「春風亭一花さん」が大賞を受賞しました。
春風亭一花さんは、今年 3回目に挑戦でやっと栄冠を射止めました。
応募 121人の若い落語家が噺の芸を競いあった結果です。
プロの落語家の戦いで優勝はスゴイです。

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