夏休みの自由研究のテーマに落語が面白い題材があるよ。そのヒントを提案します。
夏休み本番 楽しい時間と親子での悩みがある。「自由研究」をどうするかです。
ここで、悩んでいる親子のために、解決へのキッカケになるヒントを提案します。
いいとこだけ活用ください。
さあ、夏休み開始だ。
落語を自由研究で、取り組みやすい、興味が湧いてくる理由がある。教えますね。
落語は、日本の伝統芸能である事がポイントです。
今を題材にせずに「過去から今 現在」を見ることができます。
落語イコール日本文化歴史と垣間見る事ができ、そして自分がそこに存在しています。
過去を調べるだけでなく、今を知ることで、自分もその歴史に参加できます。
歴史に参加する事など、思いつきませんよね。ここがポイントです。
落語は、ひとつの噺が、約15分位で起承転結があるので、テレビアニメを見ると思えば短い時間で完結します。
はじめは、落語家は苗字が同じ人が多いことが、不思議です。
三遊亭〇〇〇、春風亭〇〇〇、第〇代目 三遊亭〇〇 とあります。
自由研究を開始しましょう。
落語家は苗字が同じの人が多い。なぜかな。苗字でないかな? 不思議だな。
苗字と思っています、これは、落語用語で「亭号」と言われています。
亭号とは、落語の「流派」表す意味もあり、落語家になるには、師匠に弟子入りしなければなりません。
その師匠も、その師匠に弟子いりし、さらにその師匠も、その師匠に修行していると、代々その落語家の流派の流れが繋がっています。
ここにも、歴史があります。同じ名前を使う場合は、第〇代目 〇〇〇 と名乗ります。
最近ですと、三遊亭円楽を、第7代目三遊亭円楽を襲名して、襲名公演をしています。
第〇代目 襲名と使うように、かってに第7代目三遊亭円楽の名前は使用できないのです。
ここにも「歴史」があります。
襲名には、本人でなく、その流派一門が、その落語力、人力が評価されて、はじめて襲名できます。
ここを「研究テーマ」してもいいかもです。歴史を過去~現代を見ることができます。
大まかな亭号をご紹介します。
①三遊亭
7代目 円楽 好楽 小遊三 兼好 好太郎 などが現役の落語家です。
②春風亭
小朝 昇太 一之輔は、一番公演チケットが取れない落語家として有名です。
③柳家
喬太郎 さん喬 三三 花禄 が現役の落語家です。
④立川
談春 志らく 志の輔 など 落語以外でも活躍の現役落語家です。
⑤林家
正蔵 三平 木久扇 木久蔵 たい平 つる子 女性がいるので目立ちます。
⑥桂
文枝 宮治 文珍 文福 二葉 桂は浪速の落語家が主体です。女性もいます。
⑦笑福亭
鶴瓶 鶴光 松鶴 笑瓶 浪速の個性が強い方が多い印象です。
この亭号について、調べるだけでも、自由研究になります。
夏休み自由研究に、実際に落語を聴きに行こう。そしてその時の疑問は何かな、調べて見よう。
落語伝統芸能を実際体験して研究しよう。
その場所は「寄席」と言われます。ここから体験調査開始です。

ディズニーランドとは、違うのかな どこが違うのか。
寄席は、都心の新宿 池袋 上野 浅草に常設しています。
時間は、お昼ごろから、昼の部があります。
寄席は、出入り自由 座る場所は自由席 そして飲食できます。
ここまでは、前提条件です。
特徴その①
落語は演者は、落語家 ひとり です。
コント、漫才は複数人でしますが、落語は、ひとりで行います。大きな違いです。
でも、落語噺の登場人物が、老若男女 複数人が登場します。これを解りやすく、演じる事ができるところ、鑑賞ください。
この場面、演じを調べる事は、スゴイ自由研究になります。
落語噺を楽しみながら、研究できるスゴイ事です。
特徴その②
落語家が使うには、道具があります。
ひとつは、扇子です。これは、長い物を表現したり、今はあまり使用しない「キセル」という、煙草を吸う道具など、刀にもなります。
もうひとつは、手ぬぐいです。 書物を表現したり、江戸時代の契約書などを表現します。
この「道具」について調べるのも楽しいです。
落語を見るだけで、落語家が、演じの中で教えてくれます。
自由研究の落語は、ドラマ、マンガ、アニメもあるのかな。あれば見たいな。寄席以外でも楽しめるか?
落語は、ドラマ、マンガ、アニメにになっていないのかな、そうすればもっと親しみやすくなる。
過去、今を調べると意外に事を発見します。
①ドラマ
タイガー&ドラゴン 落語家に弟子入りして、落語の噺を覚える修行。高座での噺
それに、落語一門の修行様子を笑い、涙ありのドラマにしています。
落語家の師匠を「西田敏行」さんが演じいました。本当に落語家の師匠にように、高座で落語を噺します。この演技は、本物の落語家です。
②マンガ
少年ジャンプに、今連載されています。「あかね噺」です。
落語家の一門を架空としていますが、ほぼそのような状況を表現しています。
落語家もこのマンガを読んでいる方は多いのようです。
主人公は、女性落語家を目指す「あかね」です。
少年ジャンプは、今でもヒットマンガを連載しています。
異色の「落語」を連載しています。これから「落語ブーム」が到来するかも、もう始まっているかもです。
今後 アニマ化になるウワサもあります。
子どもさんには、マンガ、アニメと言われた方が興味を持って研究するかもです。
自由研究を「楽しく」「調べれる」事が、可能ではないかな。
ヒントになったら幸せです。
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