落語家にも「オシ活」はあるのでしょうか。
昭和世代の私にはこの言葉は馴染みがなく、当時は「アイドル」と呼んでいました。
今回はベストオシ活アイドルとして、私が選ぶ落語家オシ活アイドルTOP3をご紹介します!
落語はグループではなく、すべて一人で演じるもの。
ひとりで多彩な人物を演じる力と噺の魅力は格別です。
昭和から40年落語を愛してきた私が、今聴くべき落語家たちを厳選しました。
どの世界にもアイドルはいるもの。昭和では「アイドル」、令和では「オシ活」。
落語家の世界にもそんな存在がいるのです。
総選挙を開きたいほど大好きで魅力あふれる落語家アイドルランキングをご紹介します。
読めばきっと、生で聴きたくなり、見たくなるはずです。
「落語家」アイドルランキング1位。 ひとり目は、女性です。「蝶花楼桃花」さんです。
蝶花楼桃花さん。
高座に上がると抜群の存在感を放ち、全身を使って前後左右に動きながら落語を演じます。
ここまで動きのある落語家は珍しく、情緒豊かで味わい深い話芸が魅力です。
かつてAKB48の新規オーディションに応募し、年齢制限を超えながらも最終選考まで残ったという逸話もあり、補欠ながらアイドルを目指していた時期もありました。
女性アイドルのような華やかさと、150cmほどの小柄な身長が可愛らしさをき立てます。
今では160cm以上が普通な中、そのギャップもアイドル的魅力のひとつ。
愛らしい顔立ちと容姿で語る落語は寄席での楽しみのひとつです。
7月の公演予定は、26日愛媛県松山市民会館、27日広島県エディオン紙屋町ホール、28日岡山県岡山創造芸術劇場で、いずれも「蝶花楼桃花 夏の独演会 桃花の夏祭り」が13時開演、料金3800円と人気落語家の独演会としてはお得です。

「落語家」アイドルランキング2位。 次は男性です。「7代目 三遊亭円楽」さんです。
令和の落語界で最大のニュースといえば、七代目三遊亭円楽の襲名です。
六代目三遊亭円楽の逝去以来空席だった「三遊亭円楽」の名跡が、一門や六代目夫人の後押しで復活しました。
七代目はなんと、五代目三遊亭圓楽の最後の弟子であり、「星の王子さま圓楽」の愛弟子でもあります。
「最後」と名のつく人物は、江戸時代の「最後の将軍」のように高い能力を持つことが多いのかもしれません。
兄弟子は六代目で、「ハラグロ」と呼ばれた人物です。
七代目は正真正銘のサラブレッドで、父は笑点「大喜利」に出演する三遊亭好楽。
生まれながらに落語の世界で育ち、古典から新作まで幅広い演目を持ち、最近では古典落語に深みと味わいが増したと評判です。
高座での力強さとメリハリある語り口が魅力で、落語界では珍しい「イケメン」としても知られています。
そんな彼の落語は一度は生で見て聞いてみたいものです。
7月の襲名披露公演は以下の通りです。
1.7月4日 新潟県・新潟市民芸術文化会館 18:30~ 5000円
2.7月12日 埼玉県・飯能市民会館 18:30~ 4500円
3.7月20日 山口県・下関市民会館 13:00~ 5000円
4.7月21日 福岡県・福岡市民ホール 13:00~ 4000円/5000円。

「落語家」アイドルランキング3位。 第3位は男性です。「春風亭小朝」さんです。
春風亭小朝さんは、40年以上前から大好きな落語家です。若い頃から華があり、「キンパツ」と「トンガリ」がトレードマーク。
落語は、始まりの「マクラ」がとても面白く、その時々の話題を取り入れて噺を始め、客席の反応を見ながら巧みに進めるのが魅力です。
政治や経済、芸能など旬の話題をうまく盛り込み、例えば米問題に小泉大臣を絡めて観客をうなずかせ、笑わせます。
描写力も抜群で、落語以外にも幅広く挑戦。
テレビドラマやバラエティ番組出演の先駆けとして「オレたちひょうきん族」に出演し、M-1の審査員も務めるなどマルチに活躍。
今では落語家が様々な分野に出演するのは当たり前になりました。
7月には特別公演「坂東玉三郎と春風亭小朝の越路吹雪物語」が開催され、6日東京・昭和女子大人見記念講堂(15:30~、6800円以上)、17日福岡市民ホール(17:00~、7000円)、18日熊本県立劇場(17:00~、7000円)で、いずれも歌舞伎俳優の玉三郎さんと共演します。



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