「落語」は伝統文化とは知っているが、何が、どこが面白いのか。
敷居が高い。ルールがあるのか、人気者、アイドルはいるの?
落語といえば、テレビでやっている長寿番組「笑点」が、落語なのかな。あの番組に出ている人しか、落語家いないのかな?。
そこで、落語と言えば、寄席と言われたので、聴講してきました。
「落語」とは何。楽しいのかなの疑問には、まず、一度 聴く事をおすすめします。
落語と聞いて、古めかしい事を、古い日本語で語る、かたぐるしいと思っていますか。
実は、私もそう思ってました。令和の時代に受けられるか。疑問がいっぱいだ。
あるとき、何も楽しい事がなく、日々をだらだらすごしていた時に、ちょっと気分転換に、寄席にヒマつぶしにいった時から、落語の魅力にはまってしまった。
ヒマがある人は是非 新たしい明日を見つけられます。
東京には、常設の「寄席」があります。
新宿 末廣亭 池袋 池袋演芸場
上野 鈴本演芸場 浅草 浅草演芸場
他のも、地域には演芸場があります。
どこも、駅からは徒歩 5分~10分以内です。
費用も、おおよそ 3000円以内です。
ひとりの演者が15分位です。
次から次といろんな演者が芸を披露します。
お昼から開演していますし、3時間以上はノンビリできます。
基本は、休みはないです。
「落語」のどこがいいのか、楽しみ方は、自分流でいいのです。
基本 座席の座る場所は、自由です。端っこでも、一番前でも、一番後ろでもどこでも、自由です。
寄席は、基本 自由です。演者、他のお客さんに迷惑かけなければ、飲食も可能です。
だから、コンビニ、デパートでお弁当とか、買って入場してくる人がいます。
自分流その①

リラックスして落語家の噺、おしゃべりを聴く。これだけで大丈夫です。
自分流その②

椅子には、深く座ってノンビリ体制で座る。これだけで大丈夫です。
自分流その③

聴いていると、想像が頭に浮かぶ、自然にできますから、ご安心ください。
はじめて、落語はこれだけの準備でだけです。
簡単で、気楽でしょう。
「落語」の楽しい事を紹介します。こんなとこがいいのかも。
落語家は、落語を始めるまえに、日常の世間話、時事を、ユニークな解釈で、噺をしてくれます。
今の時期では、「米」の問題で、随意契約の米について、並ばないと買えない米なので、銘柄米の「新潟 コシヒカリ」より、貴重価値があるとし、買いまくっている人が、こんなに買っての食べるに、「おれ一人」なんだ。 しょぼんとする噺から始まていきます。
これが、落語の「マクラ」です。その後に、「お題」に沿って、落語を披露します。
このマクラが、聴く人の「脳」をリラックスさせて、落語脳にするようです。
その後の落語噺が、スムーズに耳から入ってきますから、不思議な「魔力」です。
「落語家」の噺から、不思議がある不思議。噺から映像が見える。
落語家の噺を聞いていると、不思議は現象が現れます。
落語家の噺は、江戸時代を中心に噺をされます。
噺を聞いていると、時代劇の画面が、頭に映像化されてきます。
隅田川あたりの橋を、侍が刀を差して歩いている姿であり、商人が、街界隈で「蕎麦」を食べている噺などが登場します。
この情景をなんと、落語家ひとりで演出していきます。これが落語家の「芸」です。
「芸」その①
道具が、扇子です。この扇子は、侍の刀に、見えてきます。または、蕎麦を食べる「箸」になっていきます、
「芸」その②
道具を使う時に、音として「声」がその情景を表現します。
刀であれば、刀を抜くとき、音「スー」と、蕎麦を食べる音「シュルシュル、ジュルジュル」とその、食べる情景を表現します。
その時、演芸場に全てお客さんが、同じ時代劇を同じ空間にいる事になります。
これは、映画館でスリルな状況映像を見ている事と同じです。
スゴイです。落語家ひとりでその情景を表現し、演芸場の視聴者が同じ空間にいる事が可能になるんです。
「落語家」の噺から、想像力の刺激そして、プラス+効果があるんです。これが最大のメリット!
演芸場で、落語家の噺を聴いているうちに、自分は「その噺の中」に自分が存在し、登場人物、情景を、頭の中に想像し、映像化されてきます。
その情景に、落語家は、笑える時を用意しています。これに自分はハマってしまいます。
この時、演芸場が大爆笑になります。噺を聴いているだけの、多くの視聴者が同じタイミング大爆笑する不思議を体験します。 これが後で実に不思議体験です。
ここが、落語の最大の魅力です。
落語家の巧みな話術、身振り、小道具(扇子・手ぬぐい)が、独特な世界に導かれます。
落語は、噺のちょっとした「間」タイムラグ、が想像力を高めていきます。
大爆笑は、人を笑うことで、リラックスさせます。

日々の仕事、その他のストレスを発散させます。
このストレス発散が、最大のメリットです。スポーツした後くらいストレス発散できます。
落語は、同じ噺を違う落語家で聴くと、まったく違う情景が浮かぶから、また、不思議です。
みなさん、落語聞きに、寄席、演芸場に行きましょう。
この社会は、ストレスが日々多くかかります。
手頃な「ストレス」発散、大爆笑しましょう。!!
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