踊る大捜査線が本日18日から上映スタートします。
青島刑事が十年以上の時を経て帰ってきました。帰ってきた「青島刑事」
今回はどんな作品になるのか楽しみですが、残念ながら室井さん役の柳葉敏郎さんは出演されません。
その一方で、寺島進さん、松重豊さん、ユースケ・サンタマリアさん、そして湾岸署名物警察官「スリーアミーゴス」(署長、副署長)が登場します。
私も昭和から40年以上落語を楽しんできた身として、シルバーウイークに観に行く予定です。
今回は名セリフやファッションが落語や江戸時代と意外なつながりがあるという噂もあり、興味深く調べてみました。
【踊る大捜査線】青島刑事のファッションといえば、あのコートです。江戸時代からからのヒントだったのか。
青島刑事のトレードマークのコートは、米軍が使用していたモッズパーカーです。
犯人を追うときにはコートをなびかせて疾走し、時には負傷して血に染まることもあります。
刑事は、江戸時代の同心と同じく、市中を駆け回って犯人を追いかけていました。
江戸時代の同心は、羽織の上に合羽を着て寒さをしのぎながら活動し、袖のないポンチョタイプや袖付きの着物タイプなどを愛用していたそうです。
色も青島刑事のモッズコートのようなミリタリー調の緑色があったかもしれません。
江戸時代にも、合羽を羽織って颯爽と市中を駆ける同心がいたので、青島刑事のコートもその影響を受けたのかもしれません。

【踊る大捜査線】青島刑事の名セリフ「事件は会議室で起きているんじゃない!現場で起きているんだ!」は意外にも落語のオチにもある?
この名セリフは、ある事件で青島刑事が現場で上司に指示を仰いだ際に発したものです。
以来、このセリフは仕事の場でもよく耳にします。
例えば、現場の社員がトラブルについて上長に指示を求めたら、会議室では口論が続き、現場を確認しようとしない場面。
そんな時、現場の社員があきれる光景がありました会社では「現場主義」と言いながら、実際はそうでもないこともあります。
落語にも似た話があります。江戸時代の長屋で名主や大家が規約の話し合いを始めても、関係ない話で盛り上がり何も決まらない「長屋に協議」。
また「死神」では、死神と自分のろうそくを長くしてほしいと交渉する場面が、延々と続く会議のようです。
こうして見ると、「踊る大捜査線」の名セリフは江戸時代の落語とも通じるものがあり、不思議です。

【踊る大捜査線】青島刑事の名セリフ「レインボーブリッジは封鎖できません!」は意外にも落語のオチとの関係あり?
映画の場面で、警察の官僚が、「レインボーブリッジを封鎖しろ」と指示をしたが、青島刑事が「レインボーブリッジを封鎖できません」と回答する。
官僚は、現場の実態をしらない事で、スムーズにいかない場面です。
落語でも、「目黒のさんま」という古典落語がります。
これも、お殿様が、ある時に馬で出かけた時、街でお腹がすき家来に何か食べる物を要求する。
街中で時期の焼さんまをお殿様に提供したら、やたらに旨いと喜ばれる。
城に戻ったお殿様が、また焼さんまを食べたくなり、家来にさんまを要求した。家来は、値の高いさんまを購入し、蒸したり、骨ととったりしてから、お殿様に提供したら、お殿様がまずくてしかたがない。そして落語のオチ「さんまは目黒にかぎる」となり、大爆笑という古典落語。
現場をしらない上司官僚を、現場(湾岸署青島刑事/目黒)の人間がいなければ解決できない。(犯人逮捕/焼さんま)
世間知らずにエリート官僚と泥臭い現場との対比を滑稽に描いたいる部分は落語です。
古典落語の面白さは以下のリンクで、20選あらすじをご紹介しています。お楽しみください。



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