落語初心者へのおすすめ20選!下調べするのに丁度いい落語はじめ!

落語にちょっと興味のある方。この20選で下調べしてみてください。

笑ってください。明日の活力のために!!

芸術に「秋」だからこそ、伝統芸術である「落語」を見直ししましょう。

落語の何が面白いのか、解らないと言われる皆さんに、その面白さをご紹介します。落語は日本の伝統芸能のひとつであることは皆さんはご存じであると思います。

落語は人そのものが道具であり、派手なアクションもなく、言葉と手ぶりなどで伝える面白い芸能です。知れば人生が豊かになります。 初心者への楽しめる20選を選びました。落語を楽しみましょう。

特に大人になると部下や年下者にわからないけど、聞けないことありますよね。

特に今は、ヨコモジ会話、スマホなどの会話 解りないことが多くなっています。

何とか時代についていくのも、人生かなです。

  1. 落語初心者へのおすすめ20選 その1位は古典落語から「転失気」!
  2. 落語初心者へのおすすめ20選 その2位は「寿限無」!
  3. 落語初心者へのおすすめ20選 その3位は経験と教訓が面白い「目黒の秋刀魚」!
  4. 落語初心者へのおすすめ20選 その4位はずる賢いことをお噺する「時そば」!
  5. 落語初心者へのおすすめ20選 その5位は人情もので人気の「火炎太鼓」!
  6. 落語初心者へのおすすめ20選 その6位はしったかぶりお噺「ちりとてちん」!
  7. 落語初心者へのおすすめ20選 その7位は古典の王道のお噺「芝花」!
  8. 落語初心者へのおすすめ20選 その8位は慌て者どうしのお噺「粗忽長屋」!
  9. 落語初心者へのおすすめ20選 その9位ちょっと怖いお噺「鰍沢」!
  10. 落語初心者へのおすすめ20選 その10位は欲張りなおかしなお噺「猫の皿」!
  11. 落語初心者へのおすすめ20選 その11位は親子のお噺「藪入り」!
  12. 落語初心者へのおすすめ20選 その12位はちょっと怖いお噺「死神藪」!
  13. 落語初心者へのおすすめ20選 その13位は人情噺の王道「井戸の茶碗」!
  14. 落語初心者へのおすすめ20選 その14位はちょっと色っぽい「明烏」!
  15. 落語初心者へのおすすめ20選 その15位はいそうな人「まんじゅうこわい」!
  16. 落語初心者へのおすすめ20選 その16位は文化の違いが楽しい「たらちね」!
  17. 落語初心者へのおすすめ20選 その17位はやめられない物「親子酒」!
  18. 落語初心者へのおすすめ20選 その18位はやさしい男の噺「らくだ」!
  19. 落語初心者へのおすすめ20選 その19位はシュールな男の噺「あたま山」!
  20. 落語初心者へのおすすめ20選 その20位は人生を考える噺「唐茄子屋政談」!
  21. 落語初心者へのおすすめ20選 20選をご紹介!「落語のいいところ」!

落語初心者へのおすすめ20選 その1位は古典落語から「転失気」!

知らないことについてのお噺しで、現代でも「あるある」と思わず、誰かの顔を想像してしまうお噺です。

この噺は面白い 笑いが止まらなくなりますので、注意!!」

体調のすぐれない和尚さんが、医者に往診してもらい、医者から「てんしき」はあるかと尋ねられた。和尚さんは「てんしき」を何か知らないが、教えてもらうのが恥ずかしく、知ったかぶりで「ございません」と答えてやりすごうそうとした。でも医者が帰った後、不安になり、寺の小僧珍念に「てんしき」を先日教えたが覚えておるかと尋ねた。珍念は知らないと答えると、和尚はここで教えるのは、珍念為にならないとウソぶいて、近所に「てんしき」を借りてくるように言いつける事からお噺が始まり、困ったことが始まっていく。

小僧珍念は、近所に借りにいく。借りにいったところで、「てんしき」を和尚が貸してくださいとお願しにいくと、ある旦那は「人に持っていかれた」またある女将さんは「味噌汁に実にして食べてしまった」「棚から落ちて割れて知った」と言われて借りてこれない。小僧珍念は困り「医者」に聞きにいったら、なんと「屁 おなら」のことで、腸の状態を訪ねたとの事が解った。

このように知らないのに、知ったかぶりすることは、日常の会話ににもあるあるな事である。特に専門の業界では業界用語が飛び交うことが会話に現れる。ある程度経歴、役職についている方は、知らない事が恥ずかしいと思うようで、素直に知らないので教えて欲しいと言えない。昔から、知らないのは一時の恥、聞かないのは一生の恥と言われ、人間いつまでも、謙虚であることは重要であることを自覚させられるお噺です。

落語初心者へのおすすめ20選 その2位は「寿限無」!

熊さん夫婦が男の子が産まれたが、いい名前が浮かばずに、お寺の和尚さんに相談するところからお噺が始まる。

夫婦の希望は「縁起がいい」「長生きする」名前をつけたいのでと相談したところ、和尚さんは経典から良さそうな名前を全てか書き出し熊さんに伝えた。熊さんはその中からひとつ名前を絞れ切れない熊さんは、後悔したくないと考え、和尚さんからの書き出した名前を全て男の子につけた。それが寿限無寿限無と始まる長い名前である。

これは人に相談し、知恵をいただきどのようにしたらよいかと考えることはすごく、いいことであると教えているが、その使用は個人自分で決めなければならないとの教えて落語である。会社であれば、上長は責任と権限を有しているので、その責任を自覚しなければならないと自分を戒める。

落語初心者へのおすすめ20選 その3位は経験と教訓が面白い「目黒の秋刀魚」!

目黒に遠乗りにでかけた大名家のお殿様が、お腹が空いた時のお噺から始まる。お腹をすいた殿様の近くの農家が秋刀魚を焼いていていい匂いがしてきた。その焼きたてを食べたら油の乗っているさんまが、またこれまた美味しい。

家来からは庶民が食べる下魚な魚であるので内密にと言われる。でも屋敷に戻っても、あのさんまが食べたいと申され家来は魚河岸から秋刀魚を取り寄せ、蒸して油抜きし、小骨を取りパサパサの秋刀魚をお殿様にでした。お殿様は焼きたてがでてくると思ったがまったく違うものがでてきてビックリし、

家来にこの秋刀魚はいずこかと尋ね、日本橋ですと答えると、お殿様は秋刀魚は目黒に限ると落ちで終わるお噺です。

自分を含め、まだまだ世の中には知らない事がいっぱいある。それは自分がその情報を取りに行く事が出来るか。その情報をキャッチできるアンテナを持っているかに関わると自分を戒めるお噺でもある。

落語初心者へのおすすめ20選 その4位はずる賢いことをお噺する「時そば」!

それはある夜に若い男が屋台の二八そば屋でかけそばを注文するところからお噺が始まる。若い男はかけそばを食べながら、器、鰹出汁の汁、ちくわの厚さなどを誉めながら食べた。食べ終わったので、そば屋の店主に手を出させ十六紋を支払う。

「ひい、ふう、みい、よう、いつ、むつ、なな、やあ」と数えた時に男が店主に「今 なん時だ」と聞く そうすると店主が「今 ここのつ」と答えるそれから男は「とお、十一、十二、十三、十四、十五、十六」数えて支払いをごまかす。

それを見たもうひとりの男がまねようと、屋台のそば屋で同じようにかけそばを頼み、食べ終わり、十六紋を支払いをする。同じように「ひい、ふう ・・・」そして「やあ」の後に店主に「今なん時だ」と尋ねるそしたら「今 よんとき」と言われそこから「いつ、むう・・・」なり多くを支払ってしまった。どちなお噺しです。

人を見習うことはいいこともあるが、悪いことは「因果応報」と言って、人に嫌なことをすれば、いつかは自分に降りかかる。逆に人に親切にすればいつかは自分にもいいことがあります。人をダマしてはいけません。と自分に言い聞かせるお噺です。

落語初心者へのおすすめ20選 その5位は人情もので人気の「火炎太鼓」!

のん気で人の良い古道具屋の喜兵衛、古く汚い太鼓を仕入れてきた。丁稚に店先でハタキをかけるように言いつけた。丁稚はハタキよりどんどんどこと叩いて遊び始める。

その音を聞いてお侍が駆け込んできた。喜兵衛はビックリしお侍さんに詫びていると、その太鼓を屋敷に持ってきてと言われる。怒られえと思いながらも、太鼓を屋敷に持参したところ、殿様がこの太鼓を気にいったので買いたいと言われる。喜兵衛は口が回らないほどビックリして大金300両で売れた。

音の出るのはいい事であると、今度は「半鐘」仕入れようとすると「半鐘はいけねい おジャンになる」と落としてお噺が終わり、大爆笑となる。

自分の人生でも何か良いことがあると、つい浮かれてしまい、又ラッキーがあると思い、失敗することに対する警鐘のお噺である。いい時こそ、今までよりもより慎重に対応する事。仲間に感謝する事が重要だと教えていただいた。

落語初心者へのおすすめ20選 その6位はしったかぶりお噺「ちりとてちん」!

ある大店の旦那が、近所に住む竹という男はどんなに美味しいもの、変わったものをご馳走しても、お礼も、美味しいとも言わなければ、感謝もしない事を旦那は、男の戒めを含め懲らしめる事にした。それがこに「ちりとてちん」のお噺です。

腐った豆腐を長崎からの届けさせた「長崎名産 ちりとてちん」とウソを言い、知ってるかと竹に言うと、知っていると知ったかぶりし答えた。

では食べてくくださいと進められて、困った竹は一口食べて、苦渋な顔つきで「うまい」と答えた、旦那がどんな味かと尋ねたら「豆腐の腐ったような味」と答えたところで大爆笑となるお噺です。

やはり、知らないことは素直に「知らない」「存じあげない」と答えて、教えをいただくことの謙虚さは必要である。これは若くても、高齢であっても同じである。特に今 現在は情報スピードが速いので知らないきとの方が多いと自覚している。知らない事は恥ずかしい事ではないです。成長のチャンスと考えればいいだけです。

落語初心者へのおすすめ20選 その7位は古典の王道のお噺「芝花」!

魚屋の勝五郎は腕もいいし、人間もいいが、大酒のみで怠け者であった。困り果てた女房が師走、年を越せないから魚河岸に行き仕事させる。

それもいつも以上に早く行かせた。勝五郎は時間を間違えたなとぐちをいいながら出かけ、芝浜で時間をつぶしていた。そこで古い財布を拾った、なんと中には42両もある。ビックリ長屋に戻り、女房を起こし酒を出させ、飲みつぶれて寝てしまった。

翌朝女房に金はと話すと何を夢を見たのと言われ、勝五郎は自分が情けなくなり、その後酒を止め、真面目に働きだした。数年後に女房が実は話したら、怒ることもなく、逆に女房に感謝していた。女房は勝五郎にお酒を進めると、「飲むと、また夢になるといけねえ」断ることで終わる心温まる噺です。

能力があるが、つい横道にそれてしまうことは良くある事である。今回は女房であったが、友人、兄弟などが、厳しい助言をしていただき、成長することができている自分が今あると考えされるお噺です。良い事ばかり話す人は注意しないといけないです。 オレオレ詐欺には注意ですよ。

落語初心者へのおすすめ20選 その8位は慌て者どうしのお噺「粗忽長屋」!

八つあんが、浅草寺で人だかりだできていた、気になったので群衆をかきわけて行くと、行き倒れが寝かされていた。身元不明のようである。覗き込むと「熊じゃねいかといい、朝あったのにいつの間にこんな姿になった」と嘆く。

長屋に飛んで帰り、熊を見つけ「お前 浅草で死んでいるぞ」と話した。それは大変と八つあんと熊さんと急いで、行き倒れを引き取りにいった。熊さんは、自分だといい、二人で死体を引き取り長屋へ向かっていく。

そこで熊さんは「抱かれている死体は俺だ、抱いている俺もおれだ、抱いている俺は誰だ」となり大爆笑となる。

粗忽屋とは「そそかっしい」「あわてんぼう」のことである。あわてることは誰でもあるであろう。例えば、4時と14時を間違てしまった事はありませんか。どんな時も冷静になるのは難しいと教わる例である。冷静になる秘訣は、その事象を他人として見ることで結構防げますよ、本当に。

落語初心者へのおすすめ20選 その9位ちょっと怖いお噺「鰍沢」!

雪道で道に迷った旅人の男が、あばら家を見つけ一夜の宿を頼むことからお噺は始まる。あばら家には美しい女が対応してくれた。旅人は一夜の感謝のお礼にお金を出して渡された。女はその財布にまだいっぱいお金があるのが見えた。

これはチャンスと思い、旦那と「旅人を殺し、金を奪おうと話しいた」それを聞いていた旅人は逃げ出した。すごい鬼の形相で女が猟銃を持って追いかけてくる。逃げていたが川に落ちたとことにイカダに捕まった。

女は銃から玉を発射する。岩にあたった時に「お祖師様のご利益 お題目(材木)で助かった」というお噺です。

落語では珍しい「スリル、サスペンス」たっぷりなお噺で、まるで2時間ドラマと見ているような気分になります。ちょっと怖いお噺です。これもお金と言う魔物は人を狂わせてしまうので、人間への警鐘ですね。まるで某ロシ〇の独裁者のようです。

お金に代わりに「権力」に置き換えても解るお噺で、持ちすぎは良くないです。

落語初心者へのおすすめ20選 その10位は欲張りなおかしなお噺「猫の皿」!

道具屋の主人が江戸に戻る途中の茶店で休憩していると、縁台の下で猫が飯を食べている。その茶碗を見ると高麗の高い茶碗であった。

店の爺さんは知らないで使っているのであろうと考え、この茶碗を手に入れようと考え、道具屋は猫を抱き上げかわいがり、猫を3両で買い上げた。食事用の茶碗も必要なのでその茶碗ももらおうとする。茶店の爺さんは高麗の茶碗だからダメと言われる。

道具屋はなんでそんな高い茶碗で猫に飯に食わせるにだと聞くと、茶店の爺さんは、ときどき猫が3両で売れますと答える。ここで大爆笑となる楽しいお噺です。

これは、相手は知らない、無知と勝手に思い込んでしまうことから始まる失敗滑稽噺です。

通常の営業活動で、商談時に取引先は知らないと思い、自慢も含め話をしていたら、その自慢話はその取引先が始めた事を後から知り、大恥をかくことがある。

やはり何事も謙虚さは大事と思い知らされる笑い話です。謙虚ですよ。

落語初心者へのおすすめ20選 その11位は親子のお噺「藪入り」!

藪入りとは、奉公人が年に2回奉公先からお休みをいただき、親元に帰ることである。

それを題材にしたお噺。奉公先から息子が帰ってきた、親は喜び、息子が銭湯へ行っている間に、少し小遣いでもいれてやろうとした財布を開けたら、大金が入っていた。親は盗人したと思い、銭湯から帰ってきた息子を張り倒してしまう。

息子は、懸賞に当たったのだと説明する。なかなか信用してくれない親だが一生懸命説明してようやく理解していただく。落ちに「それもこれも忠(ちゅう)のおかけだ」で落として笑いと涙ぐむお噺。

いくつになっても親は子供が心配でしょうがない。たまに会えば困っていないかと直ぐ心配してします。

子供はしっかり大人になっていくものであるのが、聞いている自分に思い当たらりジーンとなる。よき親子のお噺で、普遍な愛情がよくわかる。

落語初心者へのおすすめ20選 その12位はちょっと怖いお噺「死神藪」!

やることんすこと失敗続きの男が、ある時、痩せて眼光鋭い老人に出会う、この老人は自ら「死神」と言い、死神によれば、どんに元気は人でも足元に座れば、具合が急に悪くなり、死んでしまうとのこと。

ただし、ある呪文を唱えれば死神は消え、助かるとのこと。この男が死神に教わったようにするとみんな「元気」になる。医者を始め評判になる。死神は人には寿命はある、おまえにもあると言われ、ある洞窟でロウソクが火がついて並んでいた。

その今にも消えそうなロウソクがお前だと言われ、新しいロウソクに火をつけて生き延びようとするが、出来ずに死んでしまう、ちょっと怖いお噺です。他の落語より少し変わったいるお噺。

これは、楽してお金を儲けることは後で、社会から大きなしっぺ返しをもらうことになると、教えている。正しい事を理解する。正しい事とは、利他の心であり、利己の心ではないと理解すれば、人間は行動、発言が変わる。また、人間は変わる事のできる生き物である。

落語初心者へのおすすめ20選 その13位は人情噺の王道「井戸の茶碗」!

正直者の清兵衛さんが、浪々の侍の方から仏像を200文で買い受ける。荷台に乗せ細川邸の近くで、若い侍から仏像が欲しいち言われ300文で売った。

若さ侍が仏像を洗っていると台座の紙が破れ50両がでてきた。これは大変。侍は仏像は買ったが50両は買った覚えがないと、浪々の侍に返せと言われ、浪々の侍に返しに行くと、今度は売った仏像から何が出ようと自分の物ではないと断られた。

困ったしまった清兵衛は長屋の家主に相談し、お互いに侍に20両づつ、清兵衛に10両とした。そのあとに更に面白い展開になるのは、寄席で聞くと面白いですよ。

人は誠実に生活し、人に対しても誠実に接していると、日常でもあるのを思い出す。

それは、ある電車で、高齢な男性と身体の少し不十な方が席が空いたので座ろうとしたら、お互いに席へどうぞと譲れあっている事がある。

なんて二人とも自分をさて置いて、相手を思う心があり微笑ましいと感じたことを思い出された。人間て余裕は大事と痛感した。

落語初心者へのおすすめ20選 その14位はちょっと色っぽい「明烏」!

大店の息子時次郎は、品行方正で堅物すぎる超がつく真面目男である。大店の主人は心配でしょうがない。

そこで遊び人の源兵衛と太助に頼み吉原で遊びの実地授業を受けさせることにした。その当日何もしらない時次郎は源兵衛、太助にお稲荷様に行くと出かけた。そこはあの吉原であった。ここからが面白い、駄々っ子なった時次郎を絶世の美女との一夜をすごさせる。

またこの描写が落語家によって味が違うのが面白い。すっかり美女に骨抜きになってしまった若旦那 時次郎である。

あきれて先に帰ろうとする源兵衛と太助は先に帰ると言いうと、なんと若旦那 時次郎から先に帰ってごらんなさい。大門で留められるからと言われ、2人はしゅんとおとなしくなるお噺

人間の弱さを垣間見えるお噺です。今まで知らなかった事を急に知って、はまってしまう事はよくある。例えば、最新のテレビゲームなどは3Dでもあり、よりリアルでワクワクドキドキが止まらない。

よりもっと刺激のあるゲームにはまってしまう事がある。それば引きこもりになったりして社会性もなくある。何事もほどほどが大事であると教わる人生訓です。

落語初心者へのおすすめ20選 その15位はいそうな人「まんじゅうこわい」!

長屋の若者が集まり、それぞれ嫌いなもの、怖いものを話していた。ある者は「幽霊」とまたある者は「クモ、ヘビ」と言い合っていたところ、ひねくれ男は、世の中に怖いものがあるかと噓ぶいていた。

ひねくれ男は本当は怖いものがあると白状し、それは「まんじゅう」とのこと。ある日悪い仲間とひねくれ男に「まんじゅう」を山ほど買い込み男が寝ている間にお盆に山盛りした。男が目覚めてビックリしたが、こんなに怖いものは食べてしまえと全部食べてしまった。

怒った仲間は、本当は何が怖いのかと尋ねたら、「この辺で濃いお茶が1杯怖い」と言い、みんなで大笑いするお噺。

このお噺は、いろんな人がいて、好き嫌いもいろいろいあることを題材にしている。

やはり嫌なことされたら気分は誰もよくないと解っているのに、ワザとこのお噺ではまんじゅうを山ほど並べて怖らせようとしたら、実は好物であったとこを後で知る滑稽なお噺。

実社会でも困らせようとして、逆に自分が困ってしなうことありませんか。思い当たりますね。

落語初心者へのおすすめ20選 その16位は文化の違いが楽しい「たらちね」!

独身でぶっきらぼうの男八五郎と家柄がいい娘が結婚した。その日常の会話、やりとりのお噺です。この娘さんは上方(大阪である浪速)産まれ育ち出るところがポイントである。

結婚しある日、八五郎が、女に朝食を作りながら何か言っているが、何も解らない。急に「あ~ら わが君、わが君」と言われる それは八五郎の事のようであるが気持ち悪いのでやめて欲しいとお願いする。

その他にも「しらげのありかいずこや」と言われ、何のことかわからない。これは米はどこにあるかとの事。このように東西の方言などで会話がなかなか嚙み合わない事が大爆笑となる。

自分は地方出身の方と仕事すると同じように、意味の解らない事がある。でも同じ日本であるので、よく話を聞くと理解できる。

この狭い日本でこんなにも多種多様な文化、言葉があることに感謝して、その文化をリスペクトしていきたいし、残していくべきと考える。

落語初心者へのおすすめ20選 その17位はやめられない物「親子酒」!

大の酒好きの親子がいる。父親は息子が酒癖が悪くなることを心配し、悩んでいる。そこで父親は息子にある提案をした。

俺も禁酒するからお前も一緒に禁酒しようと持ち掛けることろから始まる。さてお互いに禁酒をして2週間がすぎた頃、酒好きの父親はもうガマンの限界にきていた。息子に用事を頼み、出かけている隙に酒を出して飲んでします。

しばらくし息子が帰ってきたが、息子も何か酔っぱらっていて、上機嫌。父親は息子に酒を飲んだかと尋ねたが息子は飲んでいないと、また、息子も父親にお飲みになりましたかと尋ねた。父親も飲んでいないと答える。

これをいろいろな質問をするのが、酔っ払い同士の会話が実に面白い。

滑稽噺ですが、実社会でも身につまされる噺です。

一緒に何かをやろうと仲間と決めたら守られる事が前提になる。この前提が崩れると「疑う」のようになると仕事もうまくいかなくなる。

今回は禁酒の噺でしたが、友人ともあるある噺です。

落語初心者へのおすすめ20選 その18位はやさしい男の噺「らくだ」!

江戸の下町 長屋で半次が友人の「らくだ」と呼ばれる住まいに訪ねてくるところから始まる。訪ねてきたら「らくだ」が亡くなっていた。

葬儀してやりたいがお金がない。そこで半次は考えた。まず、長屋に住人に香典を、大家からは通夜の料理をとお酒を用意するように命令した、みんなこれは大変と協力してくれた

。酒と料理が届くと、長屋住人の久六が豹変、「らくだ」を埋葬すると棺桶に入れて運びだす。運ぶ途中に棺桶の底が抜けて「らくだ」がいない。

探していると坊主が寝ていた、「らくだ」と間違い棺桶に入れて埋葬してしまう。ちょっと怖い滑稽噺です。

前半は友達が亡くなり、その対応で大家さんから長屋の住人まで協力をいただき、リーダーシップを発揮したいい噺なんだが、酒の入るとその仲間が酔ってあらぬ方向になっていく。

実社会ではいつもは仕事に責任とリーダーシップを発揮しみんなの先頭で頑張っているが、酒が入ると豹変して意地悪親父になる人がいます。酒はほどほどにしてましょう。というお噺ですね。

落語初心者へのおすすめ20選 その19位はシュールな男の噺「あたま山」!

桜の季節 ケチのケチ兵衛がさくらんぼが地面に落ちているのを見つけ、腹が減ったと全て食べて寝てしまった。

翌朝頭が痛い、なんとケチ兵衛の頭に桜の木がはえ始めた。もったいないとそのままにしていたら、みるみる大きい桜の木になった。近所のみんなは、大喜び、酒を飲め歌えとどんちゃん騒ぎ、こまったケチ兵衛は、桜の木を抜いた、そうしたら今度は水がたまり今度は、近所は船をだし魚釣りしだす。

困ったケチ兵衛は、自分の頭に池に飛び込んで自殺するお噺。ありえない事を面白おかしく想像をかきたてるちょっとシュールなお噺です。

実際にはありえない事です。マンガのように、言葉と身振り、手ぶりでで想像させる芸は実に面白いです。仮に自分が後 5cm身長が大きいかったら、どんな景色が見えるのか。

人よりも後ろでもいろんな情景が見えるのかもと思い、身長がある方いいと思うが、しかし、電車に乗るとき頭をぶつける姿を見ると大きいのも困るのかなと思う、やはり親からもらった身体は大切にしましょう。

落語初心者へのおすすめ20選 その20位は人生を考える噺「唐茄子屋政談」!

大店の若旦那 徳兵衛は道楽が大好き、あまりにも度が過ぎるので親に勘当される。困ったしまい吾妻橋から身投げしようとしたところに、叔父に助けられる。

叔父のいいつけで翌日からかぼちゃ売りを働かせられる。働いたことのない徳兵衛は行商にいく。そう徳兵衛はどうやってかぼちゃを売っていくのか。このお噺は落語家がいろいろ個性をだして演じるところが面白い。

同じお噺でも演者によって雰囲気、味がかわるのを楽しめる。

このお噺は、真面目に働けよと言われる噺ですが、演者によっては苦労噺にしたり、滑稽噺にしたりと同じ題材で色を変えることができる。

実社会でも同じ課題に対しても、部署により意見が違う事を否定しない社会が落語のいいところだと思う。

落語初心者へのおすすめ20選 20選をご紹介!「落語のいいところ」!

落語に少しでも興味をいただいたらうれしいです。

昔からある日本の文化であり、華やかな「歌舞伎」と違い、落語家本人の手ぶり、身振り、噺、扇子、手ぬぐいですべての描写を演出するその芸は本当にすごいし、楽しいです。

気分展開したいときに是非お聞きください。

特に東京は常設の「寄席」があります。大きなターミナル駅近くにりますので、一度寄席を訪問をお勧めします。

新宿・池袋・上野・そして浅草 楽しいですよ。!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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